うつ病と間違えないために|双極性障害の症状や治療法について

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頭を抱える男性

専門的な治療を受ける

双極性障害とは、躁状態とうつ状態を繰り返してしまう症状です。躁状態は気分がハイテンションな状態を言い、行動力が出ておしゃべりになったりもします。しかし、そのような状態が続いたかと思えば、今度はうつ状態になってしまいます。躁状態とは反対に、やる気が起きなくなり引きこもるような行動が目立つようになります。こういった症状を繰り返していくので、双極性障害の人は精神的な疲労を感じてしまいます。症状を落ち着かせるためにも、治療で目立った状態を治していかなければいけません。双極性障害の治療は一般的な精神科や心療内科で診察が行われますが、できれば専門とする病院で診てもらった方がいいでしょう。双極性障害は、うつ病患者と比べてその患者の割合は少ないです。うつ病になった人の10人に1人が双極性障害の疑いがあると言われています。中にはうつ病と思い込んで、本当の病気に気付かない場合も珍しくありません。そのため、専門医のいる病院での治療が正確な診断や治療を行ってくれます。ネットなどを利用して、近隣から探していくようにすれば適した病院が見つかります。症状の特徴から双極性障害の疑いを感じたら、早めに病院で受診することがおすすめです。

薬物療法と精神療法

双極性障害の治療では、薬物療法と精神療法が行われます。薬物療法は、抗うつ薬や安定剤を服用していくような形で行われ、これで症状のアンバランスさを抑えていくことになります。薬は症状によっては長く服用しなければいけない場合もありますが、これで安定した状態が続くので安心できます。精神療法では病院によってその内容は異なりますが、双極性障害の知識や考え、行動をコントロールする指導には変わりません。まず、正しい知識で病気を受け止めていく心構えが指導されます。そして認知行動療法では、前向きな考え方や行動を認知させていきます。この指導のお蔭で、症状が出ていても精神的な負担が抑えられ、正しい判断ができるようになります。この他にも、家族の協力をスムーズに得るために、家族も一緒に受けていけるプログラムもあります。家族や親しい人の理解は、このような精神疾患には不可欠です。一緒に治療に協力してもらえることで、症状の改善にも影響してきます。双極性障害では、規則正しい生活リズムが改善に効果があると言われています。これはうつ病でも同じようなことが言え、生活リズムが乱れているとますます症状が目立ってしまいます。これを防ぐ一環として、健康的な生活リズム、そして良好な対人関係の指導も行ってくれるのです。双極性障害は再発を起こしやすい特徴もあり、治療とは上手に向き合っていかなければいけません。